金持ち父さん貧乏父さん、内容をよく分かっている?お金持ち体質にどう活かすか?
最近アベノミクスでたくさんの経済指標は好景気を間違いなく表していますが、景気がいいという
実感があまりない!とよく言われています。実感とは感覚なので、人それぞれで十人十色とも
言えます。今でこそ、あの有名な「金持ち父さん貧乏父さん」から金言を得られるものは
ないんでしょうか、考えてみました。
・「金持ち父さん貧乏父さん」って?
金持ち父さんって知ってますか?ロバート・キヨサキ氏の著作「金持ち父さん貧乏父さん」という
シリーズで有名になった言葉です。
ざっくり要約すると、キヨサキ氏には二人の父がいて、一人は「貧乏父さん」と呼ぶ実の父親で、
もう一人は「金持ち父さん」と呼ぶ友達の父親。二人の父さんはどちらも勤勉で、一生懸命働き、よく学んだ。
違ったのは、貧乏父さんは、お金に関しては一生悩み苦労したが、もう一方の金持ち父さんは、
新しい事業やビジネスを次々と生み出し、始め、お金に悩むようなことはこれっぽっちもなかった、という話。
金持ち父さん貧乏父さんシリーズはたくさん出版されていて、セールス数も全世界で数百万部売れている。
そしてその都度、格言めいた金持ち父さんの言葉が出てくる。例えば
- 資産はポケットにお金を持ってくる、負債はポケットからお金を取っていく。
- お金持ちは、お金を自分のために働かせる。
- いい金融情報は簡単には手に入らない。それは探しに行かなければ手に入らない。
- お金に関しては、10%の人が常に90%のお金を儲ける「90対10の法則」がある。
などなど、いろんな名言があります。
・金持ち父さんの言葉を、金持ち体質になるように活かす?
金持ち父さん貧乏父さんの著者・ロバート・キヨサキ氏はいわば成功者です。とかくこういう人を、
「あの人は普通とは違うよ。だって成功者だもの!」といって、別物扱いすることは簡単です。
要は、そういう人から何を得られ、自分にも適用できるのかが、一番大事なこと。いくつか抜粋して
適用してみましょう!
①その人の言葉を聞けば未来がわかる。
よく「僕には、それは買えない」「それは僕の仕事じゃない」など、できない事をドンドン挙げて
しまう人、挙げてしまうタイミングってあると思うのですが、その言葉によってあなたは脳が支配されて
しまうのです。「僕には、それは買えない」ということによって、可能性を一つ潰してしまっているのです。
こう言い換えてみるのはどうでしょうか?「僕がそれを買えるようにするには、どういう風にすればいいか?」
こう言葉を発するだけで、あなたの脳はその可能性を探し始めます。
②金持ちは、お金のためには働かない。
これが分かるようにならなければ、一生お金の奴隷になってしまいます。つまり普通の人は、お金を
稼ぐために「仕事」に就きます。仕事でもらえるお金は会社で賃金として支払われる、いわば自分では
コントロールできないお金です。
③自分のビジネスを持つ。
上の②を踏まえて、ではどう稼ぐかというと、金持ち父さんは「自分のビジネスを持とう」と言ってます。
仕事に就いて支払われる賃金は、すでに会社にコントロールされたマネーで、いろいろ控除されているし、
就職後に売り上げたあなたの努力も、その営業努力は会社に按分されたマネーになるのです。それよりは
自分でビジネスを立ち上げて、全マネーを自分のために働かせよう、と言っているわけです。
④金持ちはお金を作りだす。
上の③を踏まえて、自分のビジネスを作ることができれば、従業員としてお金をもらうために働くのではなく、
営業してお金を生み出す・作りだす、そしてそれを差配するのは、ビジネスを持つ人・つまり社長になった
あなたが決めることができるのです。
などなど、たくさんの言葉があります。他人事・被害者意識から解き放たれ、主体的になることにより、
より経済的で、よりお金を残せる可能性が高まりますから、ぜひ参考にして下さい。