炭水化物ぬきダイエットは危険?夜だけとも聞く・・・どうする?
特に女性誌などではいつでも目にしますが、ダイエット企画は人気がありますね。
ダイエットも含めて美は女性にとって、永遠のテーマですからね。でもいろいろな
手法・やり方が世間には出回っていますが、適正・適切な方法・やり方なのか
どうかは、検証したり確かめたり、ある程度は確認されるのがいいと思います。
今回はなかでも結果にはコミットしやすい「炭水化物ぬきダイエット」の是非を
チェックしてみます。
・「炭水化物ぬきダイエット」は結果にはコミットするが・・・
「結果にコミットする」でおなじみの某ダイエットサービスがありますが、炭水化物を
抜くと結構これはダイエット効果はあります。友人が入会して、3カ月でしたか
半年でしたか、12キロ痩せたというコミット具合ですもの。ただ手法を聞くと、最初は
夕食だけ炭水化物を抜くんですが、だんだんと3食とも抜いてます。もちろん食事制限だけ
ではなく、マンツーマントレーニングで筋トレもしていくわけですが・・・
炭水化物は「悪の権化」のように扱われますが、健康の面からみると炭水化物は生きていく
上で重要な栄養源で欠かせないもの、これを極端に減らしたり拒絶したりすると、栄養面で
重要な欠陥になります。炭水化物などがブドウ糖に分解され体内に吸収されますが、
ブドウ糖の約6割が炭水化物から摂取されます。
炭水化物が含有されている食材は、雑穀類、乳製品、イモ類、豆類、果物など、いろいろ
あります。これらを拒絶することにより、必要不可欠な栄養源が取れないことになるのです。
これらを取らないと、同時に含有しているビタミン・ミネラルなども取れないことになります。
・「極端に偏る」よりも「バランスよい食事」
炭水化物ぬきを過度に意識せず、それよりはバランスよく食事しつつ炭水化物を多少減らす分には
効果があるでしょう。5大栄養素というのがあります、つまり
- 炭水化物・・・脳や血液のエネルギー源で、筋肉や各種臓器のエネルギーにもなる
- タンパク質・・臓器など身体を構成する物体・物質
- 脂質・・・・・各種臓器と筋肉のエネルギー源となる
- ビタミン・・・代謝を促す
- ミネラル・・・生理機能の維持・調節
を満遍なくとるのがいいとされています。
上の図は、厚生労働省が作成した「食事バランスガイド」で、1日に何をどれだけ食べるべきか
という目安の表です。例えば、「主食」の欄を見ると「5~7」とありますが、これは主食は
5~7つ程度取るのが好ましい、という意味です。「副菜」は「5~6つ」が理想だ、という
意味です。
痩せたければ、極端なことをするのではなく、食事の面では主食を5~7ではなく「4~6」にするとか、
一方では運動を取り入れ、毎日30分から一時間歩くなどして、継続することが一番肝要です。