貯金を考える!貯金の仕方が分らないという悩みを解決する。
貯金が貯まらないという人がいます。幼い頃から躾けられていると、なんて事は
ないと思うのですが、いざ社会人になってから始めるとけっこうこれが大変だ、
なんて聞くのです。そうはいっても、大人になれば貯金がある程度はあることは
「当たり前のこと」のはずです。今回は、貯金の仕方が分らないという人のために
考え方をチェックしてみます。
・貯金の基本、お金遣いの基本
社会人なら給料、子供ならお小遣い、なんでもいいんですが、要するに「お金」
について、基本的にはいくらかは使って、いくらかは残す。この、「残す方」が
貯金の基本なんですが、これは公式によって簡単に出ます。すなはち、
給料ー使うお金=残金(貯金)
ということです。具体的には、100円手元に預かったら、その月に50円しか使わなければ
50円は残金(貯金)があるわけです。ね、簡単でしょ?これが基本中の「キホン」ですよね。
でもこれが書いたものを読めば、これこの通りなんですが、習慣としてやってこなかった
場合、ちょっと違ってくるのですよね・・・
・お金のコントロールは気持ち・心のコントロール
今までお金を貯めてこなかった人は、急に「貯金をしなければいけない!」といわれても
できない現実があります。それは、手にしたお金を全部使ってよければ、何も躊躇することが
必要なかったからです。ガマンしなくて良かったからです。ガマン=心のコントロール、ですから、
急に心にストレスをかけなければいけない、この状況は、急には変わりません。
とはいっても、大人になったり、結婚することになったり、子供が産まれたりすれば、お金は
あればあっただけラクになるもの。どうやって貯金していけばいいのでしょうか?
・貯金の仕方!3ステップ
貯金の経験がないという人の場合、「残ったお金を貯金するからいいよ~!」といっても、
まず貯まりません。「何となく」ではなく、「意識的・戦略的に」実践しなければなりません。
①自分の価値観から→目標額・期限の設定
今まで生きてきた中で、自分が好きなもの・欲しいもの・やってみたいもの・価値を感じるもの、
をリストアップします。例えば、小さなものなら「海外旅行のために50万円」とか、大きなものなら
「投資アパート用に1,500万円」など、貯める額を決め、数年くらいのスパンをもって下さい。
例えば、海外旅行は1年で貯まりそうですが、投資アパートは7年で達成しようと思うと、
1年に213万円ほど貯めなければなりませんから、数年ということになります。
目標額の設定のために、深く内省することは非常に大事ですから、ここに一週間かけても構いません。
②現在の預金口座とは別な口座 or 積立口座などを作る
目標額が決まったら、別の口座を開設しましょう。その際に、目標に達するまでは別口座から
お金を引き出してはいけません。
③給料日には、予め決めた額を別口座に預金する
給料が出てから最後の方に預金しようと思っても、「貯まりません」!給料日に決まった額を
預金しましょう。金額は投資用アパート2,000万を7年なら、ひと月に17万8千円ほどになります。