12月に咲く花、どんなもの?
12月はもう年末。冬に入ってきます。一年の総決算で、どんな方面でも
忙しくなる人が多いはず。でもちょっと待って。そんなセワシナイ時期でも、
落ち着いて、道端を見てみて下さい、咲いている花がありますよ。
今回は12月に咲いている花をチェックしてみます。
・12月に咲きだすもの
・パンジー 花言葉「私を思って」「物思い」
パンジーは、ビオラやハボタンなどと一緒で、
初心者が育てやすい花の一つです。あまり手が
かかりません。原産地は北ヨーロッパで、開花時期は
12~6月。和名は「三色菫(サンシキスミレ)と
言うこともありますが、近年のパンジーは
交配を繰り返したもので、輸入されたときに付けられた
サンシキスミレとは違った品種になっていますが、同じ呼び名でパンジーを使う場合もあります。
・ツバキ 花言葉「誇り」「控えめな優しさ」
クッキリした印象のツバキ。その印象と共に、葉が
強いことから「強葉木」から名前が来ていると
する説があります。原産地は日本、中国。12~4月
まで見ることができます。ツバキは花の首が丸ごと
ボトッと落ちることから、忌み花として捉えられ、
武士は嫌い避けた(実は明治時代の創作)とされ、
競馬では落馬を連想するので名前に使われず、お見舞いのときにも縁起が悪いので避けられていますが、
科学的なことは何も関係がありません。
・クリスマスローズ 花言葉「中傷」「慰め」「私の不安を和らげて」
クリスマスローズは、クリスマスのこの時期にバラ(ローズ)に似た花を付けることから名前が
来ています。原産地は中・南部ヨーロッパで、開花時期は12~2月。古代ヨーロッパでは、
この花の臭いが悪気を遠ざけると伝えられ、また狂人を正気に戻すとされました。ただ一方で、
根や茎に毒があることが確認されていて、嘔吐や下痢を発症します。第一次神聖戦争キラ包囲網
(紀元前550年)にデルポイ隣国同盟で、キラの水源にクリスマスローズを投入した結果、キラ住民の
多くが重症の下痢を起こし、デルポイ隣国同盟側は難なくキラを占拠できたという逸話があるくらいです。
12月より前から咲いているもの
・ブバルディア 花言葉「情熱」「親交」「交流」
ブバルディアは、開花時期は10~12月と短いのですが、
ただ花屋さんでは丸一年出回っている稀な花です。
原産地は中南アメリカ。見た目が珍しく、そこから
「蟹の目」の異名があります。
・シャコバサボテン 花言葉「一時の美」「美しい眺め」
シャコバサボテンは、茎の葉がシャコに似ていることから
その名が付きました。シャコバサボテンの他にも、
カニバサボテンというのがありますが、それも蟹のような葉
を付けていることから名が付いています。10~1月に咲き、
原産地はブラジル。
・アングレカム 花言葉「いつまでもあなたと一緒」「祈り」
アングレカムは、11~2月が開花時期、原産地はマダガスカル。アングレカムはその開花時期から、
クリスマスラン(Christmas orchid)や、星型ラン(Comet orchid)などと呼ばれています。