霜月の由来、11月はどうして霜月?
旧暦では、日本式の月の呼び方がありましたね。睦月、如月、などという
アレです。11月は「霜月」といいますが、なぜ霜月といったのでしょうか?
まず、旧暦で霜月といった時期は、
11月7日あたり~12月6日あたりで、
しかも旧暦では神無月(10月)、霜月(11月)、師走(12月)は冬でした。
春 | 夏 | 秋 | 冬 | |
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旧暦 | 1月、2月、3月 | 4月、5月、6月 | 7月、8月、9月 | 10月、11月、12月 |
新暦 | 3月、4月、5月 | 6月、7月、8月 | 9月、10月、11月 | 12月、1月、2月 |
霜月の由来・他の呼び方
霜月とは、文字通り「霜の降りだす月」という意味(霜月の始まる時期を二十四節季では「立冬」にあたる)
ですが、他にも新嘗祭(収穫祭)で食物を頂く「食物月(おしものつき)」や、
陽の光が弱まってくることから「凋む月(しぼむつき)」が訛ったという説があります。
他の呼び方としては、霜降月、霜見月、雪待月、神楽月、子月(ねづき)などとも呼ばれていました。
こういった旧暦と新暦の違いを理解していないと、例えば「霜が降りるといっても、早いんでは?」とか、
細かい点が理解できないです。
1284年(弘安7)4月に時宗殿が亡くなってから、翌年の11月の霜月騒動で私・安達泰盛が滅ぼされるまでの1年半のあいだ、私が幕府の政務を担った時期を、「弘安の改革」「弘安徳政」といいます。精一杯あたらしい政道をめざしたのですが…(´泰`)
— 安達泰盛bot (@yasumori_josuke) 2017年8月2日