10月に咲く花、どんなもの?
10月は秋と言われる季節の真ん中!「秋ど真ん中」ですね。
暑さも一段落しますし、ハロウィンの10月31日は、欧米でも夏の終わり、
暑さの終わり、との表現になっています。そんな10月に咲く花、
10月以前から咲いている花をチェックしてみました。
10月に咲きだすもの
・ボタン 花言葉「富貴」「風格」「恥じらい」「人見知り」
ボタンはキクに似ていますが、キクとは別の種です。
女性の例えに、「立てば芍薬、座れば牡丹 歩く姿は百合の花」
といいますが、それほど昔から美しい花として珍重されて
きました。芍薬は花の宰相「花相」とも言われ、一方の
牡丹は花の王「花王」とも呼ばれています。こちらは
両方とも、ボタン科ボタン属になります。
・シクラメン
花言葉 「内気」「遠慮」「気おくれ」
シクラメンも秋の可憐な花ですが、育てる
のが難しいと思う一方で、コツさえ掴めば
初心者にも簡単とも言われています。
具体的には、人の生活する気温だと高く、
おまけに霜にも弱いので、そのあたりを
避けられれば、10月から次の4月くらいまで
次々と花をつけ続け、長く鑑賞をすることが
できる花です。なので人気もあります。私は一度育てようとチャレンジしましたが、失敗しましたので良い
イメージはないのですが、「底面給水」「球根には水やらず」を守れば育てられますので、ぜひ一度どうぞ。
・サフラン 花言葉「歓喜」「過度を慎め」「濫用するな」
サフランといえばサフランライスですね、欧米でパエリアに
使われる、黄色いライスです。それの色付けに使われるのが
このサフランです。いつでもあるイメージですが、実は
10~11月が栽培に適した時期で、最近はハウスなどが
普及してきたので、いつでも手に入ります。原産地は
地中海沿岸やアナトリア半島です。また古代ヨーロッパでは
サフランには酔い覚ましの効能があると信じられる一方で、人を惑わす効果も併せ持つと信じられてきました。
これが花言葉に「過度を慎め」とか、「濫用するな」とか言われる所以でもあります。
・ブルーデイジー 花言葉 「協力」「幸福」「恵まれている」
ブルーデイジーは秋も咲きますが、春先の3~5月にも花を付けます。デイジーの仲間で花びらが
青いので、この名が付きました。真ん中は黄色いのに、花びらが青く、大変ビビッドな色味を
していて、見応えあります。風水では、玄関に置くといい運気を運んでくれる、とされます。
原産地は南アフリカです。
10月より前から咲いているもの
・マリーゴールド 花言葉「絶望」「悲しみ」「嫉妬」
マリーゴールドは黄色やオレンジなど、明るい夏の
イメージを持つ花です。色別にも花言葉があって、
黄色は「健康」、オレンジは「予言」とあります。
4月から見られて、最長で11月までは楽しめます。
原産地はメキシコです。
・ペチュニア 花言葉「あなたと一緒なら心が和らぐ」「心のやすらぎ」
ペチュニアは基本、夏にパーッと咲いているイメージです。日々草、サフィニアなんかとオーバーラップ
しますが、サフィニアはペチュニアの一種で、サントリーが品種改良に成功しました。4~10月まで
鑑賞・育成できます。
・ガーベラ 花言葉「希望」「常に前進」
ガーベラは多種多様で、仲間は実に2,000種類あるとされています。原産地は南アフリカですが、
19世紀末ヨーロッパに持ち込まれてから品種改良が多くされてきました。花言葉も色や種類で
いろいろあり、オレンジは「我慢強さ」、黄色は「親しみやすい」、白は「律儀」「希望」など
あります。4~10月まで鑑賞できます。