秋の七草に覚え方がある?

    

春夏秋冬の様々な季節を味わうことができる日本ですが、春の七草のほかにも、

「秋の七草」とあるのをご存知ですか?

 

 

 

 

というよりも、古来「七草」といえば、「秋の七草」を指すのが一般的だったようです。

現在は七草と言えば「七草がゆ」でいわれるように「春の七草」の方が定着しています。

コンビニでも新春にはお弁当コーナーに登場しますね。

 

 

 

秋の七草は鑑賞目的に選ばれた7種で、最初に登場するのは万葉集(759年)の八巻に登場するという、

何とも昔から親しまれた7種です。山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ、

 

はぎのはな おばなくずばな なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔がはな

 

の句の中に入ってます。萩、尾花 葛 撫子、女郎花(ススキ)、藤袴、朝顔 の7種ですね。ただ

この句の「朝顔」は本来は「桔梗」であるというのが一般的な見方です。

 

 

 

 

また、秋の七草とはいうものの、実際はこれらは夏の花が多いです。以前に比べて

気候は若干の変化がある、といえばそれまでですが、例えば桔梗は6月の下旬には咲き始めますし、

萩も7月には咲いています。葛などは9月12日の誕生花なので妥当ですが。

 

 

 

考えてみると、「秋の七草」とは立秋あたりを時期と見た場合、立秋とは8月の上旬ですから

そこからすると夏の花・草が選ばれるのも、さもありなん、という処です。

 

 

 

ところで、この七草、ゴロ覚えで簡単に覚えられます。

一つ目は

  • ハスキーなお袋

 

 

 

・・・・・萩(ハギ)

・・・・・薄(ススキ)

・・・・・桔梗(キキョウ)

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・・・・・撫子(ナデシコ)

・・・女郎花(オミナエシ)

・・・・藤袴(フジバカマ)

・・・・・葛花(クズバナ)

 

次の二つ目は

  • お好きな服は

・・・・・女郎花(オミナエシ)

・・・・・薄(ススキ)

・・・・・桔梗(キキョウ)

・・・・・撫子(ナデシコ)

・・・・・藤袴(フジバカマ)

・・・・・葛花(クズハナ)

・・・・・萩(ハギ)

 

 

この、秋の七草、春の七草のようにお粥にして食べることはなく、ただただ観賞用に

選ばれたのは上でも触れましたが、しかし薬草には使われたものもあり、例えば葛根湯とは

葛花(クズバナ)の根っこですが、風邪薬で有名ですし、撫子(ナデシコ)は高血圧の抑制に効く、

といった効果・効能が期待できます。