会津十楽秋の陣に行こう
会津若松市では春と秋に、会津十楽が開催されます。
会津十楽秋の陣(9月)と、会津十楽春の陣(4月)です。
会津十楽とは、会津若松市で行われるイベントです。十楽とは元々は仏教用語であり、
極楽において文字通り10種類あるとされる楽しみのことで、転じて戦国時代には
十楽の湊や十楽の津などと使い、賑わいのある都市や集落をさすようになりました。
サムライシティプロジェクト実行委員会により、2013年に始まったこの催しものは、
毎年盛大なものになり、2016年には第20回ふるさとイベント大賞優勝賞に選ばれました。
福島県は2011年3月11日の東日本大震災と原発事故により、県産物が実害あり・風評被害あり、
そんな中で件を盛り上げていこうという趣旨の中、始まりました。
場所:会津若松市鶴ヶ城公園
日時:9月16日から
内容:食楽ブース・・・焼粉屋、茶屋、甘味処、渡来屋、会津地鶏屋、地物屋、豆屋、南蛮問屋、桔梗屋、南蛮食事処
匠楽ブース・・・会津木綿屋、塗物屋、古物屋、凛麗屋、縁起屋、蝋燭屋
興楽ブース・・・木綿屋、工作処、絵付処、レオの泉、書文字屋、絵師屋、民話茶屋、天主堂 など
会津若松といえば鶴ヶ城ですから、会津のイベントは鶴ヶ城がメインになります。
でもその他にも、会津若松の周辺でも、秋の行楽が楽しめますよ。
会津若松の北隣り・喜多方市では、きたかた喜楽里博が開催されます。
こちらは7月中旬から9月中旬まで楽しめます。喜多方ラーメンや蔵体験、喜多方の自然などを
満喫できます。
会津若松や喜多方は雪深いイメージがあります。現に冬の会津若松は、多いときでは約50cmの
積雪がありますし、日本海側に移動するには山を越える必要があり、会津地方→新潟地方は
どちらも豪雪地帯です。北は飯豊山地、南は会津高原、東は奥羽山脈、西は越後山脈に囲まれ、
会津若松は盆地になっています。