さんまの秋のレシピ・食べ方・捌き方
サンマは漢字で書くと「秋刀魚」というぐらい、秋の定番食材です。
各地でサンマ祭りやサンマの収穫祭もあります。ではそんな秋においしい
サンマ、どのように食べるのがベターでしょうか。
1・七輪で焼く
旬のサンマはやはり「焼きサンマ」がおいしいでしょう。
しかし、七輪で上手にサンマを焼こうとすると、脂が垂れて火事のように炎を出し瞬く間に焦がしてしまった。
そんな経験ないですか?どうしたら、もっと上手な焼きサンマができるのでしょうか。
- まずは何度もひっくり返さない。これは基本中のキホンです。
- 次に、秋刀魚は炎で焼かない
- 三番目に、脂を落とさない。意図的に、傾けないようにして、サンマの脂を落とさないようにする。もしくは串焼きサンマならベターです。
- 四番目に道具の選び方。炭の選択は、まねき炭・備長炭・岩手切炭あたりがgood。サイズも揃えて、長短を混ぜないのがいいです。網は「安かろう悪かろう」になってしまいます。鋳鉄グリドルを使うのも適してます。油が落ちない構造ですから。
- 最後に、道具を揃えたとしても、結局は「小まめに仕事をしかどうか」が王道です。うちわで扇ぎ、ちょこちょこ火加減をいじり、といったことですね。
2・刺身で食べる
刺身で食べるのは、旬ならではの楽しみ。ただし刺身でサンマを食べるとき、
自分で捌く場合は注意が必要です。アニサキスによる食中毒を防ぎましょう。
捌く場合は
〇新鮮なものを選ぶこと。内臓はすぐ取り除くこと。内臓は生では食べないこと。
3・かば焼きで食べる
- サンマは内臓を取り除いたあと、お腹から開き(中骨も取るとさらに良い)一口大にカットします。
- カットしておいたサンマに小麦粉をしっかり塗します。この小麦粉によってトロ味が付きます。
- 大さじ2杯の油をフライパンに注ぎ、中火で熱してから、サンマを乗せます。パリッとするには皮目を先に焼きましょう。
- サンマが焼き上がってきたら、調味料を「お酒・タレ・砂糖・ショウガ」の順番で絡め、沸いてきたら盛りつけして完成!(※予め蒲焼きのタレを作ります。濃い口醤油とみりんを100ccずつ、同量)
4・南蛮漬けで食べる
- サンマは頭と尾を切り落とし、一口大にカットします。指で簡単に出せますので内臓を取り除き、塩水で中を洗います。
- 次に水気をキッチンペーパーで吸い取り、小麦粉を薄くしかし満遍なく付け170~180℃の油に入れます。
- きつね色に揚がったら、サンマが熱いうちに骨を抜きますが、尾っぽ側から頭側へ簡単に骨を引っぱれます。
- その後、温かいうちにサンマを南蛮酢に漬けます。数十分~2時間漬けて来上がり。
- 予め南蛮酢を作っておきます。
めんつゆ、砂糖、酢、みりん、はちみつ、たかの爪を鍋に混ぜ入れ、薄切り玉葱、細切り人参とピーマンも一緒に煮ます。沸騰させずレモン汁を垂らし、ひと煮立ちしたら南蛮酢の完成です。