民泊新法が成立

    

民泊を法整備したいわゆる「民泊新法」が、昨日国会で可決・成立しましたね。

民泊新法は「住宅宿泊事業法」といって、近年成立の要望が多かったものです。

 

 

 

不動産業界ではいわゆる「民泊」での成功が雑誌やネットで取り上げられてきました。

民泊は、元手がいらない、つまり部屋を賃貸借契約して自分の名義として、そこをさらに

誰かに貸すいわゆる「転貸し」することで初期の大きな投資が抑えられるとか、共同住宅などで

長期空室に悩む大家が一室をいわゆる「短期貸し」することで収益を生むとか、大家目線だと

これいいな!という手法がしばらくありました。特に築古物件など使って。

 

 

 

「空き家」を使って、もしくは共同住宅の「空き部屋」を使って、大家や不動産投資家の

間でも密かに実施されてきたのですが、成功する人が増えてきて、問題も出てきました。

 

 

 

インバウンド(外国人観光)需要が増えてきて、治安を問題視する声や、旅館業者からすると

これは「賃貸」でなくてレッキとした「旅館業法」に基づくべき「旅館業者」ではないか!

我々と同じ土俵で商売すべきだ!という声です。そこでいろんな声があって、民泊にも

法整備が必要だとなって、今回の民泊新法の実施に相成ったわけです。

 

 

 

確かに治安に関しては私もちょっと思うところがあります。去年の夏、新宿のある民泊用区分マンションが

売りに出まして、見に行ったことがあります。そこに無料体験で泊まることもできました。

そこはホントに歌舞伎町もすぐの中心的な立地です。しばらく観察していると、いろいろな人・人種が

交錯することがわかったのです。

 

 

 

これはキチンと泊まる人がどういう人・人種であるかを、自分の目で確認して受け入れるべきで、

片手間にやるべきではない、という意味では、しっかりやらなければいけない。つまり大家あるいは

不動産投資家の感覚ですと、普通の共同住宅の物件などは管理会社に丸投げできるというアタマがあります。

ただ、管理会社も保証会社を通すことや、身分証明書を集めるなど、必要なことはやってくれます。

 

 

 

しかし民泊で一泊だけ貸すとなると、得たいの知れない正体不明の人物が、何がしかの意図を持って

泊まるということが可能だと感じます。そこが、普通の賃貸借とは異なってきますよね。