血圧サージ!血圧の急上昇をどう解消するのか。対策3選

    

血圧サージって知ってますか?少し前に、NHKで放送していたのですが、この血圧サージを

注意して見ていないと、一見して血圧が普通の人でさえも様々な健康上のリスクを

抱えてしまうんだそうです。確かに「血圧」と付くものに、健康悪化以外のものはあまり

関係なさそうですよね。しょっぱいものを食べすぎたら血圧が上がりやすくなるとか、

とにかく上がり過ぎたら良くないのが血圧です。

 

今回は血圧サージについてのあれやこれやをチェックしてみましょう。

 



 

・血圧サージとは?

血圧サージとは、高血圧の一種です。「サージ」とは英語で「高波」「うねり」

「どっと沸いてくる」などを表します。ここで使う血圧サージとは、高血圧の一時的な高まりを

表す現象です。つまり、普通の血圧は、高すぎず低すぎない場合もあるのですが、ある時間帯だけ

血圧が異常に上がるような現象です。135の数値を超えると「高血圧」といわれますが、この

血圧サージ現象がみられる人は、なんと200だとか250だとか、ムチャクチャな数値が出てくる人も

いるから恐ろしいです。

 

通常は「高血圧」だとか「低血圧」だとか、そういう言い方くらいなのですが、この「血圧サージ」、

ちょっと意味が、まだ分からない人もいると思います。

 

 

 

・一般的な高血圧と、どう違うのか?

上の図で、「正常の日内変動」のように、一日を通して平均的な血圧が理想的なのですが、ピンクの線

で見られる「モーニングサージ」のような、一日全体では緩やかでも朝だけ「ガンッ!」と上がるような

血圧は、特に注意が必要です。つまり、会社でも学校でも、健康診断や集団検診などは、活動が

安定してきている日中に行われるのが一般的で、ここでの血圧が「上が130で、下が80」、これは健康では

ありますが、ここだけ見てはいけません。

 

これに加えて朝(起きて一時間以内、もしくは朝食前)プラス、夜(就寝前)

ここでの計った血圧がかなり重要です。日中が平均的な血圧の数値でも、この朝の血圧と夜の血圧に高血圧、

つまり「血圧サージ」が見られたら改善が必要です。

 

 

 

・どういったリスクがあるのか?

日中の検診などで高血圧と診断されれば、すぐに塩分を控えるとか、病院に行くとか、降圧剤をもらう

など、すぐに手が打つことができます。しかしこの「血圧サージ」の場合は「隠れ高血圧」とでもいいますか、

普段の生活の中で計った数値には異常が見られないので、何も手を打たなくてもいいと思ってしまうことです。

分からないので病院にも行かずに、高血圧の症状が進行してしまう、ってことですね。

 

高血圧ならば、むろん、脳出血脳溢血脳梗塞心筋梗塞動脈硬化認知症やらなんやら、いろんな可能性が

でてきますから。高血圧はサイレント・キラー=静かな殺人者といわれるぐらい、

無自覚に進行してしまうんですよね。若い人は比較的まだいいですが、年齢が40代ぐらいからは血圧は

定期手に計り、自分の数値は知っておいた方が後々のためになります。

 

 

 

・どのような対策があるのか?

血圧サージのための対策は①高血圧に備えた対策②血圧サージに備えた対策

の二つを取った方がいいかと思います。高血圧対策はよく知られてるんですが、

  • 食生活の見直し
  • 生活習慣の見直し

が基本です。食生活の見直しとは、

  • 減塩・・・インスタント食品を食べない、汁物は一日一杯のみ、塩の代わりにキノコ類・昆布・鰹+少量の塩分など
  • ミネラル補充・・・海藻、豆類、ナッツ類の積極的な摂取など

ですし、生活習慣の見直しとは、

  • 運動励行・・・一日一時間ゆっくり歩く、スポーツクラブで適度に週3~4回運動するなど
  • 節酒と禁煙・・・アルコールは一日ビールなら中瓶1本、日本酒なら1合など
  • 温度変化を避ける・・・冬の朝は予め部屋が暖まるタイマーを使うなど

こういったあたりの対策が有効になってきます。

 

血圧サージ対策としてははかるにぎる、この二つを覚えておきましょう。

はかる、とは、朝と晩、血圧を計るということです。この朝と晩、集団検診ではなかなか計らない

時間帯の血圧を、自ら計って把握する、ということ。そしてにぎる、とは、乾いたタオルを

絞る感じで、全力の2~3割程度の力で握る、ということ。タオルを握ると一時的に腕の血圧が

上がります、それを脳が感じて、身体全体の血圧を下げろと命令するので、結果的に身体全体の

血圧は下げ気味になる、ということです。

 

 

 

・普段、どんなことに気をつけたら良いのか?

普段でも気をつけることで、予防的に行動ができます。しかも簡単ですから。

 

①スリッパをはく

普段からスリッパを履くことによって、特に朝の冷たいフローリングの床などから急激な血圧の

上昇を抑えることが期待できます。スリッパの他、靴下でも◎です。

 

②ズボンのベルトを緩める

ズボンのベルトをきつくしておくと、動脈を圧迫してしまい、血圧の上昇を招きやすくなって

しまいます。ベルトを緩くしておくことで、「ベルトのあそび」を作っておきます。

 

③深呼吸する

特に怒りやすい人には有効ですが、そうでなくても深呼吸をすることによって、呼吸を

ゆっくりとして、血圧上昇を避けることが期待できます。間隔としては30秒で6回ほどの

呼吸が推奨です。